派遣社員として信頼を得るためのコツ
派遣社員として信頼されるコツは、これまでの自分のキャリアは一旦置いておき、焦らずに上司や先輩の話や指示をよく聞くことです。
自分のキャリアを出さないことは、少し勇気がいることかもしれません。しかし、まずは、
”何のために派遣を雇ったのか”、”派遣に何を求めているのか”、企業が必要としていることを理解することが大切です。
そこそこ働いてきた経験がある人にありがちなのが、働いてまだ間もないうちから、仕事の指示や教えてもらったことに対して、
「こっちのやり方の方が効率がいいと思います」
「こっちから先にやってもいいですか」
など、指示を無視するようなことを言ってしまうことです。仕事ができることを一日も早く認められたいのはわかりますが、これでは一瞬で、相手の”教えたい気持ち”を無くしてしまいます。派遣社員を雇うにあたって、会社の方々は色んな準備をしてくださっています。それなのに、相手の教えたい気持ちを無くしてしまったらどうなるでしょう…本来やってもらおうと思っていた仕事をもらえず、だんだん分からないことも聞きにくくなり、居心地の悪い環境になってしまいます。
どんなに仕事の経験があっても、その会社で働くのは初めてです。一からしっかり教えてもらうという謙虚な気持ちで、まずは指示に対して素直に、教えてもらった通りにやってみることです。
会社の方々は、効率が良い悪いとか、仕事ができるできないということより、まずは、”あなたがどんな人なのか”を知りたいのです。
教えたことを、素直に「ハイ!」とやるのか、やる前にあれこれ求められていないことを言うのか。誰でも教えたことを素直にやってくれる人に、もっと教えてあげよう!という気持ちになるものです。どんな職場でも、まずはしっかり教えてもらえるような自分であることが大切です。
そして、だんだんと仕事や環境に慣れてきて、職場の方々から信頼してもらえるようになったら、自分なりのアイデアや改善策を出していくのです。これが、より信頼を得るコツです。
自分のキャリアは一旦置いておき、そのタイミングが来たら発揮しましょう!