暇な派遣に対して社員はどう思っているの?
暇な日々に苦しさを感じている方のほとんどが、周りの目を気にしていると思います。私も本当に周りからどう思われているのか…いつも怖かったです。
暇な時間をどのように過ごしているかによりますが、暇な時間も何かできることを一生懸命やっている人を悪く思う人はあまりいません。それどころか、「仕事があまりなくてごめんね。」という言葉をもらうくらいです。
しかし、暇でやることがないからと、一日中パソコンに向かって、何をしているか分からない。周りが忙しそうにしていても、手伝わない、手伝う気持ちがない。このような方に「何年もいるけど、ずっと変わらない、長ければいいってものじゃない、どんどん新しい人に変えるべき」など、派遣社員にとっては恐ろしい言葉を陰で言っている声が聞こえてきたことがあります。
でも、その通りかもしれません。暇なのは、自分の意思とは違うことだとしても、状況を変える努力をするかしないかによって、派遣社員として信頼されるかどうかが変わってきます。
派遣に対して面白くなく思う方なんてたくさんいます。ですから、派遣社員としてではなく、一人の人として、信頼してもらえるように、一生懸命頑張る必要があります。
また、別の記事で、派遣社員として信頼されるコツも記載していますので、良ければご参考にしてください→派遣社員として信頼されるには?自分のキャリアは一旦置いておく。
状況は日々変わる
毎日暇だ暇だと思っていても、周りの人の仕事はどうでしょうか?
みんなが毎日暇ならその会社は派遣を雇う必要はないし、会社として成り立っていくのかという疑問が湧きます。
会社にとって暇な時期もあれば、繁忙期もあります。同じ毎日ではないのです。
日々、状況は変わるということを、頭に置いておく必要はあると思います。
今日は暇でも明日は分からないということです。
ただ、暇でどうしたらいいか分からないという状況が派遣にとっていかに辛い時間か…
正社員だと、暇で仕事がなくても簡単にクビになるわけではないし、暇だからと仕事をしていないとは言われません。
派遣社員が暇でやることがないと、何もしていないように言われがちです。
同じように社会で頑張って働きたいと思っていても、平等に扱ってくれる会社は少ないように、私も自分の経験から思います。
人ではなく、企業に雇われている
どうしても心無い言葉を言ってくる人もいますし、派遣社員として働いた経験がない人は、なぜか”上から”になってしまうようです。
でも、派遣を雇っているのは、企業です。社員個人ではありません。
会社が必要と判断して雇っているのですから、好きで暇しているわけじゃない!って堂々としていていいと思うんですよね。
その会社にこだわる理由は?
本当に毎日毎日、「今日は何をしよう」「一日が長すぎる」と、どうしたらいいか分からずに悩んで悩んで苦しい毎日を過ごしているとしたら、
なぜ、そんな思いをしてまで、その会社にこだわるのでしょうか?
私は、その”こだわりというプライド”を捨てきれずに、苦しんだ経験があるからこそ、そのこだわりを捨てることができた今では、より派遣として働きやすいようになったと思います。
”こだわり”って決して悪い事ではありません。むしろ持っていた方が良い事の方が多いと思います。でも、必要ではないこだわりは、自分を苦しめることになるので、気をつけてください。
せっかく雇ってもらえたからとか、大企業だからとか、時給がいいからとか、そこにこだわり過ぎるより、やりがいがあること、素晴らしい仲間に出逢えたと思えること、自分が毎日を生き生きと過ごせていること、そういうところにこだわるべきだと思います。
私は、残念ながら、正社員と派遣社員の間には、見えない線が引いてあると感じています。今ではちょっとの事ではもう気にしませんが、派遣を良く思わない人は絶対にいなくなりません。
だから、環境が合わないと思ったら、無理をして頑張る必要は全くないと思っています。